鳥居篤治郎氏が逝去されて2020年で50年。この機に合わせて、誰もが、とりわけ子どもたちが平易に視覚障害への理解を深める資料として、また鳥居氏の遺徳や偉業を偲べる資料として、さらに京都ライトハウスの広報資料としても活用できる絵本を、後援会様の全面的なご支援のもとに製作いたしました。

絵本表紙
(絵本表紙写真)

9月11日の鳥居賞・鳥居伊都賞の伝達式でお披露目した後、メイン読者である子どもたちを中心に幅広い方々のお手に渡るよう京都市立小学校・図書館・児童館をはじめ、関係者や公的施設・団体、各教育機関や全国の点字図書館、そして府下の眼科医の皆様にもお配りし、おかげさまでたくさんの反響をいただきました。

また京都新聞や点字毎日でも紹介されたことから、入手方法など数多くの問い合わせが寄せられ、鳥居氏とご縁の深い方々はもちろん、直接教えを受けた方々、そのお子さん、そしてお孫さんなどからも頂き、50年も前に逝去された鳥居氏の存在の大きさに、制作した私たちも驚きそして鳥居氏の足跡に改めて思いを馳せる機会となりました。

絵本カット
(絵本 カット写真)

今回の絵本は製作部数に限りがあるところから一般に配布していませんが、京都ライトハウスのホームページからご覧頂くことがてきます。

この絵本が、見えない・見えにくい方々、鳥居氏の数々の業績、そして京都ライトハウスの社会的使命に対する皆様方の一層のご理解につながることを願っております。