第41回鳥居賞、浅川智恵子様に決定
~音声ブラウザ、AIスーツケースなど、視覚障害者支援工学の世界的先駆者~


鳥居賞選考委員会(事務局:京都ライトハウス)は、今年で第41回を迎える鳥居賞について、IBMフェローで日本科学未来館館長の浅川智恵子様を表彰することを決定しました。

第41回鳥居賞を受賞された浅川智恵子様
浅川智恵子様

 

浅川様は14歳の時に失明されましたが、日本ライトハウス情報処理学科等で学ばれた後、日本IBMに入社。パソコンから簡易に入力できる点訳ソフトウェア、ネットワークシステム「てんやく広場」、WEBページ上の文字情報を読み上げる世界初の実用的音声ブラウザ「ホームページ・リーダー」の開発など、障害者の情報アクセスの飛躍的な向上に多大のご貢献をされました。近年では、視覚障害者が自由に街を歩くことを可能にするナビゲーション・ロボット「AIスーツケース」の研究開発に注力しておられます。

 

授賞式は下記の通りで、表彰後、浅川様の記念講演も行われます。参加自由・無料。

  • 日時:2024年10月18日(金) 午後2時開式
  • 会場:京都ライトハウス4階 あけぼのホール (京都市北区紫野花ノ坊町11)