京都市の今年度の予算で「地域障害者生活支援センター」が本年10月より京都ライトハウスに委託されることとなりました。永年の願いが叶い、これまでの歩みの中でも大きなはずみとなる春の訪れとなりました。

思えばちょうど1年前から施行された「障害者自立支援法」、それと平行して開始された「障害程度区分認定調査」、10月からは館内に相談支援室を開設し、京都府より「指定相談支援事業者」の認可を得ていたところでした。

ご承知の通り、京都ライトハウスは視覚障害を中心とした子どもからお年寄りまでの総合施設として発展して参りましたが、2004年4月からは視覚障害以外の利用者にも開かれた施設となっています。今回の新事業開設は、正にこれからの3障害に対応した相談支援の拠点として力強い第1歩となる朗報だと思っています。そして、何よりも、京都ライトハウスが「障害者の灯台」として光り輝き続けられるために新たな決意をしているところです。総合相談支援の展開を通じて、「施設・サービスの入り口機能の拡充」を今こそ大きく広げ、より多くの方々に利用され、信頼される施設作りに邁進したいと思っています。