京都ライトハウスの歩み
京都ライトハウスは、「京都に盲学生のための図書館を」という視覚障害者の願いを受け、1951年に盲人協会(現・視覚障害者協会)や盲学校が中心となって「愛の鉛筆運動」が取り組まれました。それから10年がかりで資金を集め、1961年に創立されました(故・鳥居篤治郎氏が土地を提供)。
創立から7年後に現在地に移転し、新たな事業を加えつつ視覚障害者の総合施設として発展してきました。21世紀を迎え、情報化社会の進展、障害の重度化、ニーズの多様化に応えるため、2004年の全面改築を契機にさまざまな事業を新たに加え、総合施設として機能を一層強化しました。
ライトハウスは、海なき灯台として視覚障害者に光を放つ施設です。みなさまのお力を借りてさらに光を高く掲げ・遠くまで届けたいと思います。ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
社会福祉法人京都ライトハウス沿革(概略版)
1961年 | 創立。点字図書館、点字出版施設、盲人ホーム開設 |
---|---|
1968年 | 現在地に移転(京都市北区紫野花ノ坊町11) |
1969年 | 失明者生活訓練施設開始 |
1974年 | 盲養護老人ホーム「船岡寮」開設 |
1976年 | 視覚障害乳幼児母子通園事業「あいあい教室」開設 |
1982年 | 視覚障害者更生施設「鳥居寮」開設 盲人ホームは紫野福祉センターに移管 |
2004年 | 身体障害者デイサービス「らくらく」開設 身体障害者通所授産施設「FSトモニー」開設 |
2006年 | 「相談支援室」開設 特定施設入居者生活介護・予防介護事業所「船岡寮」開設 訪問介護(予防訪問介護)事業所「ヘルパーステーションふなおか」開設 身体障害者デイサービス「らくらく」が、生活介護事業所「らくらく」に移行 視覚障害乳幼児母子通園事業「あいあい教室」が、児童デイサービス「あいあい教室」に移行 |
2007年 | 身体障害者通所授産施設「FSトモニー」が、就労支援多機能型(就労移行支援・就労継続支援B型)「FSトモニー」に移行 「相談支援室」が京都市委託事業「北部障害者地域生活支援センター・ほくほく」を開始 |
2009年 | 視覚障害者更生施設「鳥居寮」が、自立訓練《機能訓練》、施設入所支援施設「鳥居寮」に移行 |
2012年 | 児童デイサービス「あいあい教室」が「児童発達支援事業・放課後等デイサービス 視覚支援 あいあい教室」に移行 |
2016年 | 高齢者総合福祉センターライトハウス朱雀開所 盲養護老人ホーム「船岡寮」が「盲養護老人ホームライトハウス朱雀」に移行 特定施設入居者生活介護・予防介護事業所「船岡寮」が「特定施設入居者生活介護ライトハウス朱雀」に移行 訪問介護(予防訪問介護)事業所「ヘルパーステーションふなおか」が訪問介護事業所「ヘルパーステーションライトハウス朱雀」に移行 「特別養護老人ホームライトハウス朱雀」、「短期入所生活介護事業所ライトハウス朱雀」、「デイサービスセンターライトハウス朱雀」、「ケアプランセンターライトハウス朱雀」を開設 |
2018年 | 就労支援多機能型(就労移行支援・就労継続支援B型)「FSトモニー」が、就労移行支援事業を廃止し、就労継続支援A型事業を開設 「ヘルパーステーションライトハウス朱雀」を廃止 |
2019年 | 放課後等デイサービス「あいあい教室」の対象を高校3年生までに拡大 |
2021年 | 放課後等デイサービス「あいあい教室」の新施設を、敷地内北部に新設。 |
2022年 | 同行援護事業所「ガイドヘルプステーション朱雀」をライトハウス朱雀に開設 |