12月27日は、「きょうだい児のつどい」を行いました。「きょうだい児のつどい」は、あいあい教室に通う子ども達の小学生以上のお兄さん・お姉さんにあいあい教室やライトハウスのことを知ってもらうために毎年開催している行事です。この日は9人のきょうだい児が参加しました。全員が初めての参加で少し緊張しながら自己紹介を終え、最初は点字体験からスタート。ライトハウスで働く視覚障がいの当事者に点字を教えてもらいました。初めて点筆を持って点字を打つ表情は真剣そのもの。自分の名前が打てるようになると、思わず嬉しそうな笑顔がこぼれていました。

次に、アイマスクをして箱の中から野菜や果物のフィギュアを取り出して触って当てるクイズをしたり、輪になって順番にボール回しをしたりしました。その後はライトハウスの館内見学へ。まずは3階の情報ステーション、次に1階の用具販売を見学しました。3階の情報ステーションでは触る絵本や音声図書、1階の用具販売コーナーでは、触って違いのわかるオセロ等の玩具や、音声時計などを実際に手にとって見ることができました。

お昼は、普段あいあいの子ども達が食べている給食をみんなで食べました。あっという間に給食を平らげ、ホールで自由に遊び始めたきょうだい児たち。子ども達みんなで「だるまさんがころんだ」をして大盛り上がり!今回初めて会った“きょうだい児”のみなさん。初めは緊張した様子でしたが、一緒に過ごす中で段々と打ち解けていきました。この日の体験が子どもたちにとって、あいあい教室に通う弟や妹のことを改めて知る・考える機会になれば嬉しく思います。

(あいあい教室 桐原)

真剣な表情で点字を打つきょうだい児たち

 

アイマスクをしてみんなでボール回し

 

情報ステーションを見学。みんな点字図書に興味津々

 

1階の用具販売ではオセロや囲碁などたくさん触らせてもらいました。