京都市左京区にある「京都市障害者スポーツセンター」 

この日は、京都市障害者スポーツセンターが「パラスポーツウイーク」(8/1~9/11)という行事を開催されており、体育館において体験コーナーを無料開放されていました。そのご案内をいただいたので、鳥居寮入所・通所の方5名と職員3名で参加してきました。

 

玄関の看板

 

 実施期間中、多くの企画で盛り上げられていたようなのですが、中でもこの日の午後からは、「夏季・冬季パラリンピックをVRで体験!」ということで、5個の協議種目が用意されていました。

 

 まずは、視覚障害スポーツの代表種目「ゴールボール」に挑戦しました。センタースタッフの方が拍手でゴールの位置を教えてくれるので、最初はミニボール、ラストは本物のボールで一球入魂と肩慣らしにちょうど良い感じの種目でした。

投げるだけでなく、横たわって防ぐのも体験しました

 

 続いては円盤投げゲーム。わっかの中を通したり、点数カードに当てたりして競うゲームです。ここからは、視覚障害の人がされることは少ない種目で、職員が手をたたいてカードの位置を教えると、センタースタッフの皆さんも倣って対応していただきました。

 

手のなる方へ円盤を投げます

 かなり熱心に時間たっぷりチャレンジされたのは、パラバレーボール。

 座位をとって、ボールを打っていく種目で、最初は職員が手をとりながら教えていきましたが、すぐに皆さんコツを覚えて自力でバシバシ打ち出されました。相手コートには点数を書いたボードがありそこで得点を競います。ネット際には打ち出されたボールをブロックする人形があって難易度を高めています。気づけば、かなりの球数を皆さんがこなされていました。

防御用の看板や距離などを説明します

 

 

打ち方も丁寧に説明します。

 

 「チェアスキー・シミュレーターで記録に挑戦」は、ゲーム用いすに座って、体を傾けて、テレビに映るスキーヤーの方向をコントロールしていくもの。スタッフさんが丁寧に椅子を動かしてくれて、職員が情景を説明しますが、動きが速くてなかなか説明しきれませんでした。それでも着座風景を写真に撮ってもらい、無料プレゼントされるという小粋な企画で皆さん大喜びでした。

実際にぐらぐら動かします。

 

 最後に、スマホにつけると立体的に見える「VRゴーグル」もお土産としていただき、ご満悦な一行でした。楽しく運動した一日でした。また参加したいですね。

広い体育館でご満悦な御一行様

 

(鳥居寮 山本由美)