ブラインドサッカー、ユニフォーム~フランスの話~
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ブラインドサッカー、ユニフォーム~フランスの話~
東京パラリンピックが終わり、朝夕も涼しくなってきました。先日は、我が家の外灯にヤモリだけでなくカマキリの成虫まで出現。飼っているわけではないのですが、いずれも自宅警備員だと勝手に思っています。
さて、東京パラリンピック。オリンピック同様、全種目が放送されないのは残念ですが、様々なスポーツを観戦し、たくさんの興奮と感動をもらいました。注目はブラインドサッカー。特に、ユニフォーム。それもフランス。予選リーグ、日本対フランス戦。日本代表、ブラインドサッカーのパラリンピック出場は初。しかも初戦。にもかかわらず、試合はそれを微塵も感じさせない堂々とした戦いぶりと、スピード感溢れる試合運び。体格の小さい日本選手でも、勇気をもって激しくぶつかり合っていく様はさながら格闘技。手に汗握る熱戦に見入る中、ふと気づきました。
フランス選手のユニフォームは、袖と胸元にバーっと、肩幅(背中)には何か一文、墨点字で書いてある。ちなみにキーパーは袖と肩幅に墨点字、というデザイン。さすがは点字の発祥国!なんとか読めないものかと競技を観るかたわら、フランスのユニフォームを食い入るように見る私。袖と胸元はとにかくたくさん書いてあるので、絶対に無理。背中の一文だけでも…!と、フランス選手の背中が映るたびに凝視しましたが、ほんの一瞬。最初は13または46、次に12?、最後は124だったような…?そのぐらいしか読めませんでした(それも大ハズレかもしれません)。
この時代、インターネットで調べればすぐにわかるのでしょうが、それはなんか違う、と私の変なこだわり。けど気になる。もし私と同じ思いでフランス戦をご覧になっていて、何が書いてあったかご存知の方、どうかコッソリ教えてください。そしてもう一度パラリンピックを振り返りたい方!「パラリンピック大百科 抜粋版」を所蔵しています(情報製作センターでお買い求めいただくこともできます)。ぜひどうぞ。
(はなのぼう 10月号より)