9月20日は敬老の日。ライトハウス朱雀では、特養・デイ・盲養護それぞれの部署内で敬老会を行いました。その中で今回は盲養護での様子について紹介させていただきます。

例年はご家族を招いて食事をしたり演奏会をしたりと盛大に開催しているのですが、コロナ禍の現在ではそれも難しく、昨年度に引き続きご利用者と職員のみでお祝いしました。

まず、午前中は職員手作りの写真付きメッセージカードの贈呈です。各居室の担当支援員がそれぞれのご利用者に合わせてカードを作成しました。点字の読める方には点字シールを貼り、読めない方は造花などで立体的に感じ取れるものを張り付け、「見えない・見えにくい方」にも配慮しています。「こんなんしてくれるなんて嬉しい」と涙を浮かべて喜ばれる方も中にはいらっしゃいました。

昼食はお祝い膳で舌つづみ。午後からは、いよいよ敬老会です。喜寿・米寿・白寿の皆さまに賞状を進呈、その後はお楽しみプログラムを行いました。昨年度はくじ引きによる抽選会でしたが、今年度は歌のプレゼント。支援員の漫談とお祝いの歌を聞きながら紅白饅頭を召し上がっていただきました。皆さまニコニコと楽しそうな表情で、歌い終わると拍手喝采!来年も皆さま変わらず元気な姿で集まってお祝いしたいと思った瞬間でした。

 

メッセージカード作成中の様子です。普段慣れない点字に悪戦苦闘。

 

完成したメッセージカードです。点字を読める方は50名中10名程度でした。

 

贈呈後の様子です。内容の読み上げ、目印や点字の位置など実際に触っていただきながら説明しています。

 

 

施設長より賞状を進呈。

 

 

支援員の美声を披露中。アンコール代わりの盛大な拍手を受け、更に一曲を披露。この日のために練習したそうです。

 

終了後は、「良かったで」「ええ歌声やった」と代わる代わる声を掛けて下さっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盲養護 田子森