1月25日・26日、イオンモールKYOTOで「あい・らぶ・ふぇあ」を開催しました。昨年よりも多く、二日間で約370名のご来場をいただきました。会場へ向かう途中の市バスでのこと。二人席の奥に座っていた女性が、バスを降りるために通路側の女性に一旦立ち上がってもらうと「恐れ入ります。ありがとうございます」。降りる時は運転手さんに「お疲れさまです。ありがとうございました」。え? 前世は仏かな?と思いました。

さて、私は二日目の点字の担当だったのですが、1年前はおろか、昨日の晩ご飯もおぼろげな昨今。どんな雰囲気か、どんな感じでされているかを予習しておこうと、点字に興味のある次女を連れて初日の会場を訪れました。
今回の点字コーナーは「読み」と「書き」の二段構え。ルイ・ブライユによる点字の考案から200年を記念して、とか。机の向かいにおられた担当は、いつもお世話になっている点訳ボランティアさんと、法人事務所の用具・見学担当の当事者職員コンビ。墨点字で印刷されている点字一覧表と、目の前に置かれた6点のマグネットとを見比べながら点字の仕組みなどの説明を聞き、ふむふむと頷く次女。マグネットを並べ変えて二文字の単語を作り「これは何て書いてありますか?」「うめ」「じゃあ、これは?」などと一問一答形式でクイズを出してくれます。端から見ていた私は、対面で逆方向からやのに、よくパパッと並べ変えられるなぁ~と感心するばかり。
次は、点字を触って読んでみましょう!と。触読なんて、いきなりそんなハイレベルなこと、できます!?と思いきや、当事者職員の手解きが良かったのか、指は点字を触り、目は点字一覧表を見ながら、次女、二文字の「いぬ」はクリア。じゃ、じゃあ、私にできないことはなかろう!と、張り切って4文字に挑むも「…め、やな。ひと文字目は『め』」「違いまーす」「は!?」。ならば、と二文字目を触って推測読みをしてやろうと目論むも、時間が経つばかり。結局次女に託し、無理やろなぁ~なんて思うのもつかの間、「…れ?」「そう!」「は!?」。その後、二文字目以降もゆっくりながら、しかし確実に、4文字の「れんこん」を導き出したのでした…。
他にもいろいろありましたが、触読で先を越されたのが衝撃の出来事でした。

(はなのぼう3月号より)