新人研修の一環で、恒例となっています仲間施設の見学に、総勢18名で行ってきました。
 車両も3台で、「京都市聴覚言語障害センター」「京都視覚障害者支援センター」「関西盲導犬協会」の3施設に大変お世話になりました。

 それぞれに参加者から感想をもらっていますので、掲載いたします。

★「聴言センター」

 京都市聴覚言語障害センターの見学では、沿革や事業内容のご説明と館内の紹介をしてくださいました。中でも印象的だったものが、盲学校、聾学校の始まりとされる公立の障害児学校「京都盲唖院」が日本で初めて京都で設立されたということです。その後に出来た「ろうあセンター」も、現在の鳥居寮の場所で運営されていた経緯もあり、長い歴史と深い繋がりがあることを学ぶことが出来ました。
館内紹介では、視覚による情報入手が可能な環境が整えられており、ライトハウスとは違う支援を知ることも出来ました。

スライドで沿革を学びます
青空工房などを見学いたしました

 

★「京都視覚障害者支援センター(洛西寮)」

 洛西寮では、実際に視覚障害の方がお菓子の箱や京都市から委託を受け広報の発行、送付までされているところを見学させていただきました。
 皆様、丁寧に細かい作業でが手造りの道具を使用しながらご自身の手の感覚のみで作成されていました。新人職員一同感動していました。

紙箱つくりの作業室です
「らくさい治療院」の玄関前でお話を伺いました

★「関西盲導犬協会」

 「関西盲導犬協会」では、協会の活動内容の説明、盲導犬が過ごす犬舎の見学と実際の訓練の様子を拝見させていただきました。盲導犬としての役割が果たせるよう訓練する場ではなく、盲導犬を責任もって管理するためにユーザーの方への支援が行われていることを知りました。ユーザー側も共同生活を経て、盲導犬を迎え入れる準備ができ、安心して生活が送れるのだと思いました。
 今回の研修を通じてライトハウスの職員として視覚障害者の方への支援の学びをより一層深めていきたいと感じました。貴重なお時間をいただきありがとうございました。

新犬舎をしっかり見学
訓練の実践も教えていただきました

 

 各施設の皆様、丁寧に教えていただき感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

(新人職員一同)