7月30日に「きょうだい児のつどい」を行いました。「きょうだい児のつどい」は、あいあい教室に通う子どもの小学生以上のきょうだいに、あいあい教室やライトハウスのことを知ってもらうために毎年開催している行事です。この日は19人のきょうだい児が参加し、グループに分かれて点字体験、館内探検などの活動をしました。点字体験では、ライトハウスで働く視覚障がいの当事者職員に点字を教えてもらいました。点字が初めての子もいましたが、それぞれ自分の打った点字を先生に見てもらい、嬉しそうな顔を見せていました。館内探検は用具販売、情報ステーション、FSトモニー(就労支援事業所)の見学に行きました。用具販売では視覚障がいのある人も楽しめるオセロなどの玩具や便利な音声時計などを見せてもらい、どの子も興味深々で一生懸命説明を聞いていました。情報ステーションでは点字の本や音声図書を見たり、拡大読書器で本や自分の手を拡大して見たりしました。FSトモニーでは封筒や紙袋を作る作業を側で見学させてもらいました。「これ難しいですか?」と質問する子どもに、「簡単やで!」と利用者さんも張り切って答えてくれました。昼食はみんなで給食を食べて、そのあとは子どもたちで自由時間。紙飛行機飛ばし。カウントダウンで一斉に飛行機を手から放します。あけぼのホールの端から端まで飛ばした子もいました!

帰りは、記念品(FSトモニーさんの手作り封筒と一筆箋)をもらってみんな大喜び!「見学と点字楽しかった!」「みんなと仲良くなれたし、また次も参加したい!」という感想もたくさんありました。短い時間の交流でしたが、ライトハウスやあいあい教室の事を知る良い機会になり、みんなで楽しい時間を過ごせました。

(あいあい教室 桐原)

FSトモニーの利用者さんに紙袋の持ち手の作り方を教わりました

 

拡大読書器で自分の手を大きくして見てみよう!

 

用具販売には興味深い玩具や道具がたくさんありました

 

点字を打つ表情は真剣そのもの!