12月27日に新人職員研修として「京都府立盲学校」と「京都府立視力障害者福祉センター」を見学させていただきました。

 「京都府立盲学校」では、盲学校の特徴と役割を教えていただきました。日本の点字ができる前に創立されており、その頃の教材を体験させていただきました。資料室では重要文化財になっている資料も見せていただき、とても貴重な経験になりました。

 

貴重な資料

 「京都府立視力障害者福祉センター」では、あん摩・鍼・灸の施術者を養成しています。資格取得のために解剖学など3年間で3000時間も勉強するそうです。実習棟の中は治療院さながらで、予約をとって鍼やあん摩の施術を行っています。大変人気で特にあん摩の予約は来年の9月まで埋まっているそうです。学校は冬休みでしたが、勉強にきた生徒さんがいらっしゃいました。その熱意がみなさんにも伝わっているのかもしれません。

施術の実践をここで学びます

 両施設とも、昭和の頃より生徒数が減っているとおっしゃっていました。
学校に特別支援学級ができたり、障害者をサポートする用具が発達したり、障害者も働きやすいように社会が変わってきた影響があるようです。できることが増えて、生徒数が減っていると聞くと寂しく感じますが、晴眼者も障害者も自分らしく活躍したいですね。

センターの食堂です

 

 「京都府立盲学校」と「京都府立視覚障害者福祉センター」におかれましては、お忙しい中ご対応い   ただきありがとうございました。

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(事務所 大喜)