7月14日に、「第16回 京都ロービジョンネットワーク相談員研修会」を、京都ライトハウス あけぼのホールで行いました。「京都ロービジョンネットワーク」とは、京都府内の医療・教育・福祉及び視覚障害当事者団体が連携し、見えにくい・見えない方への支援を行う仕組みのことです。2017年に設立されてから、見えにくい・見えない方ご自身やご家族の方などから様々な相談事が寄せられる件数が増えてきました。相談については多岐に渡る物が多く、受ける側が対応の仕方を学ぶ必要があります。他機関の職員とも連携しながら、その方のニーズに合わせた相談対応を行うために、年に3回テーマを設定し「相談員研修会」を行っています。

グループワーク

 コロナ禍は、オンラインの研修会を続けてきましたが、今回は久しぶりの対面での研修会。「グループ座談会」ということで、各班に分かれて ①長―い自己紹介 ②最近の悩みや検討したいこと ③他機関の方との情報共有 などをフランクな形で行いました。相談員同士がお互いの業務を知り、顔の見える関係を築くことで、普段の相談対応がよりスムーズに、そして専門性の高い対応へと繋がっていきます。

各テーブルの成果を発表

 次回の研修会は10月。今後も関係機関の方と連携しながら、見えにくい・見えない方への支援を続けていきたいと思っています。

(あいあい教室 古川千鶴)