12月20日(金)、鳥居寮祭が開かれました。入通所の利用者さん、ボランティアさん、職員合わせて50人を超える参加です。利用者さんの有志が実行委員となって企画、当日司会進行も行います。アイデアや遊び心満載な時間を、皆さんで笑って、しゃべって、歌って過ごすことができました。

プログラムは盛り沢山。カラオケでは、まるで夫婦漫才のようなふたりでデュエット。有志「めぐりあいギターサークル」のお披露目。一つ目のゲームは「紙飛行機飛ばし競争」。カレンダーや点字用紙、折り紙製の紙飛行機で飛距離を競います。テーブル上に乗ったらプラス2点。大記録が出ました、15メートル50センチ!午前の部トリは、実行委員と有志によるオリジナル朗読劇「桃太郎」。思わぬ話の展開に会場も大笑い。数年前に製作された原稿が、今の利用者さん達により新たな命を吹き込まれました。

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(デュエットする利用者さんふたりと、歌唱を聴いている利用者さんたち)
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(演奏するギターサークルメンバーとクリスマスツリー)
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(紙飛行機を折っています。材料はカレンダーや広告、点字用紙です)
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(紙飛行機飛ばし中。「遠くまで飛びますように!」)
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(桃太郎が紙でっぽうを鳴らそうとしますが、うまくいきません。誰か助けてくれるかな?)
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(点字で原稿を読むナレーション担当の利用者さん)

お昼ご飯は、ビーフシチュー・コロッケ・から揚げ・ポテトサラダ。皆さんの大好物です。

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(お昼ごはん、おいしい!)

食後のおやつをいただきながら、午後の部開始。

京都で活躍されているデュオのおふたり、池田真由里さん&陽一郎さん親子による「ピアノと歌のアンサンブル」。イタリアのカンツォーネ歌唱後には、利用者さんの「おお-っ(すごい!)」という声が笑顔とともにこぼれます、拍手喝さい。選曲も、歌謡曲やクリスマスソングと多彩です。利用者さんとともに歌う時間もたっぷり。

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(池田デュオ、演奏中)
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(皆さんでうたいます)

職員による替え歌の出し物をはさんで、3つ目のゲーム。クマ、ゾウ、ペンギン、ネコ、ライオン、リス、桃太郎の7チーム対抗です。「ナベといったら何鍋?」。思いついた答えが他チームとかぶったら得点になります。おもしろいボケにはプラス1点です。1等賞チームには記念品が贈られました。

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(クマさんチーム)
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(ネコさんチーム)

それぞれの目標を胸に、訓練を始めた利用者さんたち。それまでの環境は違いますが、同じ時間同じ場所に集い、がんばっている者同士お知り合いになれたのもご縁ですね。皆さん、これからも共に訓練をがんばっていきましょう。

(鳥居寮 京極)