第15回アビリンピック(障害者技能競技)京都大会が京都市伏見区竹田にある京都府立京都高等技術専門校で行われました。
FSトモニーからは、DTP部門に3名の利用者の方が参加されました。
DTPとは、出版物の原稿作成や編集、デザイン、レイアウトなどをコンピュータで行う作業です。時間内に指定の作業を行い、技術や芸術性を競います。
今回、金賞を受賞された唐土さんに受賞の感想をお伺いしました。

アビリンピック京都大会に参加して

唐土 奈津

アビリンピックは昨年に引き続き2回目の参加となりました。
私が出場したDTP部門の参加者数は昨年の倍の人数ということで、大きな緊張感のなかで競技に挑みました。
なんとか金賞をいただく事ができたのは大変励みになりますが、まだまだ自分のスキル不足を痛感する部分が多く、今後の課題を認識できた貴重な機会となり、良かったと思います。
アビリンピックは様々な障害を持つ人々が集まり、その技能を競うのですが、私もはじめ皆に共通するのは「働きたい・社会参加したい」という思いです。
働くということにおいては、障害があるがゆえに出来ないこともあるかもしれない。
でも工夫や少しの配慮で出来ることもたくさんある。
それを社会全体が寛容な心で応援してほしい。
私が常に願っていることです。

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(FSトモニーにてパソコンで名刺を編集中の唐土さん)

(FSトモニー栗田)