あいあい教室では、子どもたちの療育と併行して、お母さんたちはグループで、保護者支援担当職員と、目に関する学習会を行ったり、日ごろの子育ての悩みや工夫を話し合ったりしています。

11月の上旬は、「クリスマスカード作り」を行いました。普段は忙しくてなかなか出来ない、お子さんへの手作りプレゼントを作っていただく機会にするとともに、それぞれのお子さんの状態に合わせて、見えやすいもの、触ってわかりやすいものなど、工夫して作っていただくことを目的とした取り組みです。

開くとクリスマスツリーが飛び出すカードを型紙で切り貼りして作り、それぞれのお母さんが用意したもの(シ―ルや綿、ボタン、リボンなど)でデコレーションしていきました。「台紙の色とツリーの色は、どういう組み合わせが見えやすいかな?」「うちの子は光るものが好きだから、キラキラシールを使おう」「雪は綿で作ったら触ってもわかるね」など、お母さん同士で話しながら、それぞれのお子さんに思いを込めて作っていきました。手作りの得意なお母さんは、アレンジのセンスも抜群!もの作りはちょっと苦手というお母さんも、得意なお母さんにアドバイスをもらったりしながら、いつしか無心になって作業に没頭。1つの見本から、個性豊かな素敵なカードが次々と出来上がりました!

それぞれに持ってきた道具や材料を貸し借りしたり、打ち解けた雰囲気の中でお子さんの話で盛り上がったりと、楽しい交流の場にもなりました。

完成したカードは、12月23日(土・祝)のあいあいのクリスマス会で飾る予定です。

どんなカードが集まるか、とても楽しみです!

(あいあい教室 東野 佳月子)

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楽しくおしゃべりしながらカードを作るお母さんたち

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完成したクリスマスカード