特別編　新人座談会（その１）

2013年5月8日公開

※2012年度の初々しい？新人職員の皆さんに集まってもらって、この1年の振り返りを行いました。

新人職員

※名前をクリックすると、音声の自己紹介がお聞きいただけます。

司会

日比野ゆかり（HP委員・トモニー）→日比野、山内香（HP委員・船岡寮）→山内

日比野	まずは自己紹介、以前のお仕事など・・何をゆずりあってるんですか（笑）
名前紹介（略）
山田	色々なところに〜。一番長いのは京都市の乳児保育所・幼児保育所。それから児童福祉センターの療育施設、身体障害者リハビリセンターで生活支援員というのもあります。
日比野	すごい経験豊富ですね。
山田	経験だけは・・・。
杉田	百戦錬磨の山田さんのあとで恥ずかしいです。住宅会社、薬局に勤めて営業や接客やったんですけど、福祉は初めてです。東日本大震災があって、自分ができることは何かと考えましたときにですね、仙台出身なんですけども、もっと人の役に立ちたいなと思って・・それが1番大きな理由でございます。
奥野	九州出身なんですけど、衛生看護科を出まして京都で5年ほど病院に勤めて、次は一般職、ケアマネ、また病院など行ったり来たりしました。
日比野	そうですか。でも、一人で何十件もケースかかえるんでしょ？
奥野	最初は５０件ぐらい、途中から３０件までと決められましたので・・
日比野	ほくほくって何件持ってはるんですか？
谷内	どれくらいやろ？一人25件くらいは動いてるんですかね〜。例えば、病院から重度障害の方が退院してきはって、種々の事業所さんの支援が必要で、当然その調整・ご支援は永遠と続きますよね。僕はもう役所一本でずーっときて、生活保護のケースワーカー、監査、障害分野、介護保険、同和対策、最後は保健センターでした。
日比野	どうですか？いろいろと変化が激しいですが・・
谷内	そら思いますね〜（笑）障害福祉してたというても、自立支援法で変わったん6年前でしょ。もうその6年間のギャップって凄い。「ほくほくさんお願いね」って言う立場やったのが、逆に頼まれる。で、性格が悩むたちやからどうしよう。どうしようって悩んで、もっと大変。
日比野	へ〜。それ、ほんまですか？（笑）
谷内	釣りなどいろいろ行って、リフレッシュに努めてます。
山田	自分の経験、資格を活かして仕事をと思ったんですけど。視覚障害は一から改めて勉強しています。信頼関係をまず作るところから始めてとか、すごくなんか奥が深いと言ったら表現違うんですけど。大変ですけど頑張っています。
日比野	奥野さんは逆に高齢者ですやん。全然違います？
奥野	視覚障害の方たち、部屋を出てお手洗いがどこでとか食堂はどう行ったらいいとか、ほとんどの方が憶えておられるのですごいなと思います。
山内	こっちが一方的に支援してるんじゃなくて教えてもらうこともあるし。
日比野	谷内所長。成人から大人まで・・どうですか？
谷内	歳いくのは早いよ（笑）。自分の実感。福祉事務所が長いから、右京で12年、会話は好きなんや。課長のときも、係長が忙しかったら直に行くとか、保健センターのときも、保健師が手一杯で利用者が待ってはったら母子手帳発行しに行くとか、好きやってん。あんまりしたらアカンねんけどね。
杉田	すごい一杯ご利用者持ってはりますよね。所長。
谷内	介護保険と障害福祉、ややこしい。特性もあってすっと話が入らない方もおられる。必ず名刺渡して「何かあったら電話してね〜」って。だから名刺なんぼあっても足らへん。
山内	杉田さん。色んなお客さんがおられるでしょ？
日比野	みんなにやさしいもんね。事務所の人って。すごい親切やなと思います。
谷内	こないだのアンケート調査では、事務所も苦情あったで〜。
杉田	私はまだ存知あげないです・・（汗）。満足していただける方が増えるよう頑張ります。
日比野	うちの利用者さん、よう行かはるでしょ。悩みとか、こんなんあってんとか。トモニーでは聞いてくれへんけど、事務所では聞いてくれるという。
谷内	良いんちゃう。どっかで聞いてもらったらね。
日比野	うちは助かってます。聞いてもらいと思ってるんで・・。困ったことは？
杉田	そらたくさんあります。他府県から京都に旅行に来たいんだけど、どこに泊まったらいい？とか
谷内	それ俺とこふってきた話と違うんか。
杉田	いい旅館紹介してよみたいな・・わかんない。どうしようと思って。
日比野	それどうするんですか？対応するんですか？
谷内	そうや〜。ネットで調べて、京視協に電話して、やっと見つかった。
日比野	へ〜。旅行会社行ってくれと、違うって！とは。
谷内	そんなん言わへん。
山内	相談の障害の方の範囲が広がってきてますが、全部受けられているんですよねえ？
谷内	受けますよ。僕がこないだ受けた方は、発達障害、学習障害の方。ただ思うのは、ほくほくを紹介されて来られたんやけど、紹介する側も、連携も大事やけど、きちんと受け止めて、調べて紹介してもらわんと。住んでるところが全く違ったり、法律分野で弁護士さんでないとあかんものやったり、就労で悩んでいる方を就労専門機関が紹介してきたり、変な紹介をして回して済まそうとするところは、その機関に言うし、ほんまに怒ったこともある。

（続く）