鳥居先生の生誕地を訪ねる旅と蔵書整理について

　毎年秋に、利用者・ボランティア・職員の交流行事「ほっこり散策」を行っています。今年は創立50周年という記念すべき年でもあり、鳥居先生の生誕地を訪れる旅を企画することになりました。

　先日、その下見に行ってきました。お墓と頌徳碑(しょうとくひ)を三河内(みごち)公民館の現区長さんと元区長さんにご案内いただき、所在地を確認することができました。お墓の方は通路も狭く、大勢がぞろぞろと立ち入れそうにありませんので、お参りは難しいのではと思っています。

　この三河内から日本三景の天橋立へは10キロあまり、25分程度で行けます。天橋立ホテルで昼食を取っていただき、あとは足湯・散策など、思い思いにお楽しみいただけたらと思っています。詳しくは本号の「情報ステーションから」でご案内しています。よろしくお願いします。

　そして、今年度の大きな課題は蔵書整理です。蔵書は点字・テープ・デイジーとも増える一方で、満杯状態をすでに超えており、早急な整備が必要となっています。

　蔵書の中には、当館での製作が少なかった頃に、ないーぶネットからダウンロードして蔵書にした図書、貸出実績がほとんどない図書、部分的に欠けている図書、時代の使命を終えた図書等を合わせて２割程度は減らしたいと思っています。今年中には整理作業を終え、蔵書目録の発行につなげていきたいと思っています。

　整理作業等でしばらくお休みすることがあると思いますので、その節はご理解・ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。（田中 正和）